守君が外で辺りを見回す。
そこに座ってバラを見てる
魂輝君がいた。
守「タマぁ~。無事か?」
魂輝「あっ。守~。
見て下さい。バラですよ」
守「怪我ないか?無傷か?
何もされへんかったか?」
魂輝「大丈夫ですよ。
ラーメン食べたぐらいです
後は話をしてただけです」
司「よかった。無事で」
魂輝「司まで?もう~
みんな心配症ですね~。
でも・・・ありがとうです
助けに来てくれて」
魂輝君が僕に頭を下げた。
感謝をしてくれていた。
それを遠くから見ていた。
他のヤクザの連中たちも。
清人「まぁそういう事や。
もう俺達家族には今後一切
関わらんとってくれや」
父「たまには・・・魂輝に
会わせてもらえへんか?」
清人「ダメや。会わせへん
兄貴の子供がいるやろが。
そっちを大事にしてやれ」
父「あいつは・・・ダメや
教育もなんもしてきてない
魂輝とは・・・全然違う。
魂輝に名乗らないから・・
たまにで・・・ええから」
母「お願いします。清人。
会わせて下さい・・・」
清人「・・・会わせない。
俺は忘れへんからな・・・
あの時由紀をバカにした事
悔やむならあの時の過去の
行動を悔やむんやな」
父「・・・すまん」
母「・・ごめんなさい」
清人「それに守も魂輝も
まだ何も知らんねんや。
あいつらが15になるまでは
まず会わせる事はできん」
父「それは・・15になった
時に言うって事なんか?」
清人「あぁ・・・そうや」
父「・・・わかった。
2年後・・・筋を通して
こっちから会いに行く。
今回の事は悪かった・・」
清人「もう拉致るなよ・・
こんなやり方は辞めろや。
じゃあ邪魔したな」
その場を去り僕達の方へ。
清人「おーい。帰るぞぉ」
守「帰るってよ。タマ」
魂輝「もう帰るんですね。
挨拶してから帰りますよ」
司「どこいくの?」
魂輝君がおじいさんと
おばあさんの方へ向かった
魂輝「美味しかったです。
ラーメン頂いてごちそう
さまでした。感謝です」
しっかり頭を下げた。
そして手を振って去った。
おじいさんとおばあさんも
手を振っていた。
別れを惜しむかのように。
表の門から出させてもらう
そして一緒に帰っていく。