1時間ほど練習をして終了
時間は4時半になってた。
司「じゃあこれで終了ね。
皆なんとか形になったよ」
小田「1時間で終わり?
え~。めっちゃ嬉しい」
司「長くやればいいって
いうもんじゃないからね。
練習時間の質をこだわって
大事に練習をしてほしい」
小田「はーい。わかった」
司「じゃあこれで終了ね。
みんなお疲れ様でしたぁ」
教室の鍵を閉めて職員室へ
鍵を返却して理子と帰る。
理子「この先大丈夫かなぁ
太極拳部って・・・」
司「守君次第だろうね。
僕じゃあまとめられない」
理子「そういう事じゃない
何も目標がないやんか。
大会とかそういうのって
太極拳ってなくない?」
司「えっ。あるよ。
技能検定とかもあるよ」
理子「そんなのあるの?」
司「うん。太極拳は5級~
3段までの位があるねん」
理子「え~。そうなんや。
司はどれくらいなん?」
司「僕は受けた事が無い。
ずっと隠れてやってたし」
理子「沢田君もかな?」
司「守君はどうなんだろ?
多分受けてないと思うよ。
日本だけの位やからね。
アメリカは違うと思うし」
理子「そうなんやぁ」
司「じゃあみんな太極拳で
初段をとることを目標に
して頑張ればいいかな?」
理子「うーん。でもねぇ。
初段をとってもなぁ。
そんなに価値なくない?」
司「うーん。そうやなぁ。
認識度低いやろうしなぁ」
空手や柔道の初段とは違う
太極拳の初段はわからない
もっていたからと言って
それが何かプラスになる
ようなこともなかったから
理子「色々考えないとね」
司「そうやね。守君にも
色々相談しておくから」
家に着いたので別れた。
司「ただいまぁ~」
母「おう。お帰り~」
リビングに行くと母さん
が雑誌を読んでいた。
司「あれ?母さんだけ」
母「そうやねんなぁ。
由紀は仕事行ってるわ」
司「守君は帰ってきた?
どこ行ったか知らん?」
母「帰ってきてないよ。
魂輝君も京美もまだ」
司「京美もまだなん?
ちょっと遅くない?」
母「遊んでると思うよ。
もうすぐ帰ってくるよ」
母さんは楽観的だった。
沢田家の感じが染ってた