第112話 初段の価値

2014年7月26日

第4部-学校制圧戦-

t f B! P L
1時間ほど練習をして終了
時間は4時半になってた。

司「じゃあこれで終了ね。
皆なんとか形になったよ」

小田「1時間で終わり?
え~。めっちゃ嬉しい」

司「長くやればいいって
いうもんじゃないからね。

練習時間の質をこだわって
大事に練習をしてほしい」

小田「はーい。わかった」

司「じゃあこれで終了ね。
みんなお疲れ様でしたぁ」

教室の鍵を閉めて職員室へ
鍵を返却して理子と帰る。

理子「この先大丈夫かなぁ
太極拳部って・・・」

司「守君次第だろうね。
僕じゃあまとめられない」

理子「そういう事じゃない
何も目標がないやんか。
大会とかそういうのって
太極拳ってなくない?」

司「えっ。あるよ。
技能検定とかもあるよ」

理子「そんなのあるの?」

司「うん。太極拳は5級~
3段までの位があるねん」

理子「え~。そうなんや。
司はどれくらいなん?」

司「僕は受けた事が無い。
ずっと隠れてやってたし」

理子「沢田君もかな?」

司「守君はどうなんだろ?
多分受けてないと思うよ。
日本だけの位やからね。
アメリカは違うと思うし」

理子「そうなんやぁ」

司「じゃあみんな太極拳で
初段をとることを目標に
して頑張ればいいかな?」

理子「うーん。でもねぇ。
初段をとってもなぁ。
そんなに価値なくない?」

司「うーん。そうやなぁ。
認識度低いやろうしなぁ」

空手や柔道の初段とは違う
太極拳の初段はわからない

もっていたからと言って
それが何かプラスになる
ようなこともなかったから

理子「色々考えないとね」

司「そうやね。守君にも
色々相談しておくから」

家に着いたので別れた。

司「ただいまぁ~」

母「おう。お帰り~」

リビングに行くと母さん
が雑誌を読んでいた。

司「あれ?母さんだけ」

母「そうやねんなぁ。
由紀は仕事行ってるわ」

司「守君は帰ってきた?
どこ行ったか知らん?」

母「帰ってきてないよ。
魂輝君も京美もまだ」

司「京美もまだなん?
ちょっと遅くない?」

母「遊んでると思うよ。
もうすぐ帰ってくるよ」

母さんは楽観的だった。
沢田家の感じが染ってた

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