第1724話 落ち込む理由

2026年11月7日

第60部-果てのない道-

t f B! P L
守「もどりましたーっと。これ
パン買ってきてるので食べて
くださーい」

?「ありがとう。嬉しいわ」

病院へ戻った守は着替えて
瀬戸の部署へパンの差入に
だけいって戻ってきていた。

買ったパンを食べながら患者
のカルテを色々と見ていた。

味わって食べることはない。
生命維持で食べてただけ。

そのままあっという間に夜に
なり死体解剖を終えて夜に
なっていた。

守「あん?なんやこれ」

休憩室に戻ると守宛にパンが
置かれメッセージが添えられて
いた。守はメッセージを読んだ。

玲子からのお詫びとパンを
作り直したので食べてください
とパンが大量に置かれていた。

先輩医師「おっ。これ有名な
とこのパンだ。いいな~。くれよ」

守「どうぞ。食べてください」

カール派閥の先輩医師達が
パンを見て羨ましがる。

先輩「いいなぁ。俺にもくれよ。
これオープンしたてのパンだな。
買ってみたかったんだくれよ」

守「どうぞ。こんなに食べれ
ないんで助かります」

先輩に分けながら会話をする。

先輩「うめぇな。このパン。
柔らかいんだな。ここのパン。
今度彼女に買っていったろ。
そういえば沢田は外科医に進む
って聞いたけど本当なのか?」

守「ええ。そういうことになりました」

なんか嫌味を言われるかと
思ったが・・・

先輩「沢田はその方がいいと
俺も思ったわ。お前すげーもん。
2年目とは思えない。沢田の
こと妬んで悪く言う奴いるけど
気にすんなよ。ひがみだから」

守「妬まれるのも嫌ですけどね。
まぁ慣れてますけど。アジア人を
下に見てるのも知ってます」

先輩「自分より上の奴ってのが
学生時代からおらんかったからな。
それがアジア人となると余計に
面白くないからなぁ。悪いと思う。
ドイツ人代表して謝っておく。
沢田。他者を認められない
ドイツ人が多くてごめん。」

守「謝らなくていいですよ。
エリートのひがみは瀬戸さん
から聞いてましたし」

先輩「Dr瀬戸が変えた
のは有名。Dr瀬戸と話を
したことないけどオーラあるわ。
Dr瀬戸を俺に今度紹介
してくれ。頼むから」

守「それはできません。あの人
忙しすぎるので。それに知られ
たらカール医師に目をつけられ
ますよ。やめた方がいいと
思いますが」

先輩「それもそうだな。
カール医師の機嫌を損ねると
それはそれで困るからなぁ」

守「それが懸命です」

先輩と色々話をして休憩が
終わり仕事に戻った。

数日間病院に泊まり込んで
連勤していたある日・・・

研修日程の連絡が入った。

守「・・・ふーん」

研修に行く国は
イギリス・デンマーク・アメリカ・
フランス・イタリアの5グループに
分けられていた。

守「・・・あれ?俺無いやんけ」

守はどのグループに入るか
見ていたが入っていなかった。

よーく見ると5グループの下に
勤務8年未満のグループ研修と
書かれていた中に入っていた。

選抜されていたのは10名。
各大学病院から2名づつが
選抜され行先はオランダと
記載されていた。

先輩達は落ち込んでいた。
守は落ち込む理由を知ろうと
していなかった。

選抜に選ばれるということが
どういうことかよくわかっていなかった。

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