学校にも守へのスカウトがきていた。
いい条件であったが守は断っていた。
そしてシャリテ大学病院に就職活動
をして面接を受けにいった。
集団面接の中周りは緊張している。
エリート達が集まる病院であったから。
守の面接は集団ではなく個別で
呼ばれて面接していた。
面接は簡単で2次試験まで合格
していたのであっさり採用がでたが
4月ではなく9月からの採用だった。
4月から8月は来たい時に
バイトで手伝いにきてもらうだけ。
これは最終試験があるので集中して
合格してから来てほしいということだった。
そして実習も終わり大学を卒業した。
この時守は順位58番目の成績で
卒業していた。
同期で入学していた中でも留年者は
多くアメリカから留学していたエディも
留年していたため先に卒業することに。
25才となり・・・
卒業してからもずっと試験勉強をして
最終試験の第3次国家試験を
受験する。
内科、外科、自由選択科、指定された
科の全4教科の口頭試問だった。
守は対策済みの解答で1回で合格し
問題無く医師免許を取得した。
守「ふー。しんどかったぁ。よかった。
これでやっとスタート立てたわ・・・」
瀬戸さんに連絡して無事に合格した
ことを伝えた。その後に両親に伝えて
両親も安心していた。
由紀「守。よく頑張った。お前は
すごい。誰よりもすごい」
清人「本気出したらお前はやれる。
やっと安心できた。おめでとう守」
守「ありがとう。これからアシスタント医
から始まるけどこっちでやっていくから。
やっとスタートラインや。しんどかった。
こっからはこっからでしんどいやろうけど
なんとか頑張っていくから」
守は日本に帰らないことを伝えて
このままドイツで働くことを伝えた。
9月から守は医者として働きだす。
配属された部署はカール医師の
派閥に入って院内で周りからも
一目置かれていた。
カール医師の派閥は院内でも
特別優秀な人が多くエリートしか
入れないところだったから。
そのせいか医局内ではカール派閥は
他の人に対し威張る者も多かった。
守はカール医師の派閥の先輩とも
あまりつるまず瀬戸さんの部署に
よく顔を出していた。
守「ちはっす」
ロウ「おー。どうした?」
守「疲れたので休憩にきました」
ロウ「いいのか?カール派閥に
なんか言われるんじゃない?」
守「別にいいっす。本当はこっち
の部署に来たかったので」
カール医師に買われていたため
カーツ派閥に入っていただけだった。
ロウと談話していると
オペ終わったばかりの瀬戸さん
もやってきた。
守「お疲れさまです」
瀬戸「お疲れ。ってお前
ここおって大丈夫なんか?」
守「休憩中なんで」
瀬戸「お前はもうドクターや。
いつ呼ばれるかわからへんぞ」
守「夜勤は他に人いますんで。
カールさんの派閥みんな頭良すぎて
話してても疲れるんですよ」
瀬戸「確かになー。頭良すぎる。
LMUからもカール目当てで来てるし
カリスマ性と理論はすごいねんな。
医者にならない方がいいぐらい」
守「官僚向きですよね」
ロウ「カール医師にそんなこと
言えるの瀬戸医師ぐらいですよ」
瀬戸さんとロウと一緒に話してた
瀬戸さんはすぐに緊急オペが入り
解散して守も自分の居場所へ戻った。
ほぼ毎日病院に泊まり込む
生活が続き疲弊していた。
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