第1673話 あれは事故

2026年7月14日

第58部-喧嘩上等-

t f B! P L
救急車の中では守の状況が
確認されていた。

意識朦朧・・・記憶混濁・・・
麻痺や失語症の出現・・・
目の前の手の数字が認識できない

バイクで轢かれたとのことで
頭を強打していると思われる。
脳出血の可能性も伝達された。

病院へついてすぐに運ばれる。

先生から電話が入って神戸大学
病院に着いたと話を聞いて僕達は
全員でタクシーに乗って2台で
向かった。

病院に着くと先生が表に立っていた。

守君が診療中だと聞いて僕と魂輝
君はすぐに病室前へ向かった。

ヒロキ達はその場に立っていた。

野田「状況は色々と伝えた。喧嘩
のことは上手く行っておいた。そんで
お前らはもう帰れ。ここにいると
警察が来て喧嘩してたってばれるぞ?」

ヒロキ「そういう訳にはいかねーよ。
あいつ俺をかばったんだ。わざわざ。
安心できるまでは・・・ここにいてぇ。
あいつ・・・俺よりも瀕死だったのに」

野田「・・・好きにすればいい。
気が済むまでいればいいがここで
いるのは邪魔や。場所考えろ」

ヒロキ「・・・っす」

ヒロキ達も病院の中に入って行った。

野田「若いなぁ。さて困ったぞ。
後遺症が無ければいいが・・・」

病院内で守君はMRIをとられて
僕達は待合室で待っていた。

多くの医者が病室内に入っていく。
座って待っている僕達の方を見ていた。

少しして・・・慌ただしくなる。

ストレッチャーに乗せられた守君
が手術室へ連れていかれることに

司「あの。すみません。その人
大丈夫ですか?」

看護師「状況はわかりません。
今すぐ手術するとだけしか聞いて
ませんので。急ぎます」

守君は急いで運ばれていった。
僕と魂輝君は手術室前へ移動する

フウマ「どうする?ヒロキ」

ヒロキ「外出ようぜ。俺らはここに
いたらいけねーだろ」

ヒロキ達は一旦外に出て行った。

自分達は一緒にいてはならないと
感じ取っていた。

ヒロキ達が外に出ると先生が
女性から責められていた。

由紀「なんであんたがいながら
こんなことなんの。わかってんの」

野田「すんません・・・」

由紀「18のこの時期って
いったら・・・あの時と一緒。
無事に卒業できるってやっと
安心した時なのに。
なんで同じ年齢で卒業って
時にこんなことなんのよ・・・」

清人「由紀。やめろ。
野田は悪くない」

野田「魔人さん・・・すんません。
俺が悪いんです」

清人「行こう。由紀中に入ろう・・・
野田。悪かったな。気にすんな」

先生は中に入る魔人さんと
由紀さんに黙って頭を下げて
見送った・・・

先生がヒロキ達に気づく・・・

ヒロキ「今のは・・・もしかして
両親?」

野田「そう・・・魔人さんと
由紀さん。」

ヒロキ「俺も謝って・・・」

野田「謝らなくていい。あれは事故や。
喧嘩が原因じゃない。責任感じるな」

ヒロキ「・・・そっすね」

野田「それよりも・・・
約束覚えてるか?終わった後
のこと・・・」

ヒロキ「あー。覚えてる。けど
こんなことなってやります?」

野田「あぁ。それだけが楽しみ
で待ってたから。」

ファミレスで約束したこと。
それは・・・先生とヒロキとのタイマンだった

このブログを検索

ページビューの合計

Translate

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ