観客が合流して集まりだした。
ヒロキ対バアトを見る。
ヒロキが攻撃を仕掛ける。
バアトは打撃を受け手を掴み
肘を軽くはじく。
ヒロキ「ちっ・・・なんだ」
ヒロキが嫌がる。攻撃をわざと
受けて反撃しているとわかってた
瀕死のバアトは避けて反撃する
体力が無いから受けるしかない。
ブラフも踏まえて蹴りを中心に
倒せるぐらいの強めの攻撃に
変えてきた。
バアト「さすがやな・・・油断
してない。本当に強いわ。
でも・・・お前は見せすぎた」
ヒロキの攻撃リズムやタイミング
呼吸の入れ方等を掴んでいた。
ヒロキは攻撃動作が少し大きくなり
タイミングを合わせやすくなっていた
所へバアトは力を振り出してヒロキの
蹴りに合わせヒロキの脛にバアト
の脛を思いっきりぶつけた。
ヒロキ「・・・ってぇ」
ヒロキが足を戻した時に激痛
が走って片足立ちになった。
ヒロキ「いつっ・・・弁慶狙って
って相打ち狙いかいや」
バアトは痛がる様子は無く
そのまま立って構えていた。
バアト「壊せ・・・ないか。
もっかい・・・当ててーなぁ」
ヒロキの回路が狂いだした。
ここまでやっても倒せない。
まだ向かってくるのは初めて。
全部を出しているのに反撃
してくる。
これまでの経験値から予測
される攻撃手順ではなかった。
知らない攻撃がくるのは
怖く対応ができず優勢だったのが
一気に変わることがある。
それはヒロキも経験していた。
ヒロキはその可能性を潰したい。
ヒロキ「一撃・・・大技入れて
終わらすか。気づかれてるか」
大技で仕留めたい。とバアトが
考え誘っているのかもわからなく
なってしまっていて動きが冴えない。
勝つ確率が高い方を優先する。
避けずに受けている瀕死の状態
から数発軽めを入れて当たる所
で大技を入れて倒すことを考えた。
ヒロキ「ふー・・・行くか」
ヒロキがジャブで打ってきて・・・
バアトは避けずに受けていた。
連撃で少し強い打撃になり
打ち下ろしの左ストレートを打つ
バアトは大きくぐらついた。
ヒロキ「倒れんか。よし。ここやぁ」
力を込めてバアトの顔を目掛けて
廻し蹴りで蹴った。
ゴオッ・・・ドンっ・・・
バアトに当たって吹っ飛んだと
思ったがバアトはその場で胴廻し
回転蹴りをヒロキに向けていた。
ヒロキの視覚外からこめかみに
当たってヒロキはゆっくり倒れた。
バアトも倒れたまま立ち上がれない。
バアト「ハア・・・ハア・・・。まだや」
バアトがゆっくりと立ち上がる。
ヒロキの攻撃に備えて立った。
しかしヒロキは立ち上がらない。
フウマ「ヒロキぃ~」
フウマがヒロキの元へ寄った。
ヒロキは失神していた。
フウマがバアトに首を横に振る。
この瞬間・・・決着が着いた。
バアト「待てよ。そんな終わり方って。
ラッキーで終わるだけやんけ・・・」
今日一番大きな歓声があがった。
フウマはヒロキの顔をびんたして
意識を取り戻させた。
ヒロキはフウマをどけて間合いをとった。
ヒロキ「・・・フウマ?どうした?
なんで俺の目の前にいる?」
フウマ「ヒロキ・・・負けたよ。
少し意識失ってた。」
フウマはヒロキに説明をした。
ヒロキ「そうか・・・負けたんか。
俺は負けたんだな。やっと」
ヒロキも状況を把握した。
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