ヒロキ「ここが冠位明稜帝か。
野田 蓮がロバートと瀬戸に
柔道やらされてたってとこか」
ヒロキは感慨深くなっていた。
憲吾「なんやそれ。まぁええ。
夜6時からやろ?なら5時には
ここから出ていけば間に合うから
それまで好きに使ってええよ。
宿ないんやったら今日はここで
荷物置いて泊まっていいから。
これ鍵。渡しておくわ」
ヒロキ「サンキュー。助かるわ。
憲吾。昨日みたいにスパー
付き合ってくれよ。アップしときてぇ」
憲吾「待て。もうすぐ他の皆も
来るからそれまで待て。それに
お前の相手しんどいから別の奴
とやれ」
ヒロキ「なに?」
?「おーい。憲吾ぉ。おる~?」
少しすると中に色々入ってきた。
分家の連中がぞろぞろと・・・
フウマ「あらあら。騙されたかな」
ニキニキ「そうかもな。しゃあねえか」
ヒロキ達は対応できるように構える
憲吾「構えるなよ。とってくおうって
訳やないねん。時間まで暇やろ?
これも何かの縁やから輪を広げようぜ」
同じ高3の連中を集めていた。
全員で色々と世間話をしていた。
関東と関西の違い。流行っているもの。
同世代の適当な話をしていた。
仲良くなるのは時間がかからなかった。
あっという間に時間は過ぎ4時になった。
ヒロキ「お前ら楽しいけどよー。体を
慣らしたいんだわ。スパーしてくれよ」
憲吾「そろそろか。じゃ付き合うわ。
誰とスパーしたい?皆受験勉強で
鍛錬不足で体力無いけど全員それなり
には強いぞ。数分ぐらいやろうけど」
ヒロキ「俺は憲吾。お前だ。お前に
まだ勝っていない」
憲吾「わかった。じゃあやろうか」
互いにグローブと防具をつけて喧嘩の
ようなスパーをすることになった。
ドっ・・・ガっ・・・ボスっ・・・
憲吾「おら。どうした。立てや」
ヒロキ「強ぇなぁ。憲吾。その蹴り
なんで軌道が途中で曲がんだ?」
ヒロキは殴られまくっていた。
憲吾「飛燕脚って言ってな。
松濤館のどっかの選手が使ってた
技。膝下だけ曲げるだけ」
ヒロキ「そうか。そんな技あるんだな。
こうか。こんな感じか?すげぇな。
頼むわ。他にも見せてくれよ。」
憲吾「すぐできんだな。お前。
頭もいいのか?もしかして」
ヒロキと憲吾のスパーは続いていた。
憲吾はヒロキに色々と教えていた。
ニキニキ「ヒロキさすがにやられすぎだろ。
フウマ。これはやばいんじゃねーか?」
フウマ「大丈夫だよ。・・・多分。
防具つけてるし。熱感じないんじゃない?
それにわざとやられてタイミングや感覚を
覚えようとしているように見えるけど。
・・・ねぇ。ユウゴ」
ユウゴ「・・・・・・」
ユウゴは憲吾の動きを黙って見て
真似て動いていた。
フウマ「ユウゴにとっては最高の状況か。
ユウゴはこれで最強になるかもね」
憲吾「ハア・・・ハア・・・ばてた。
次。誰か交代~」
憲吾に代わり順番で相手を変えていた。
ヒロキはやられっぱなしで1時間が過ぎて
5時になった。
ヒロキ「いやー。すごかった。やっぱ強いな。
冠位明稜帝。最高のウォームアップだった。
おっ。シャワーあるじゃん。借りてくな」
憲吾「終わった後掃除しろよ~。
それがここのルールやからな」
ヒロキ「おう。わかったぁ。
ルールはちゃんと守るぜ。」
ヒロキはシャワーを浴びた。
汗を流してすっきりしていた。
ヒロキ以外は全員外に出る
用意がすでにすんでいた。
フウマ「行こうか。ヒロキ」
ヒロキ「あぁ。行こう」
ヒロキ達は道場を後にした。
最高の状態に仕上がっていた。
そして原公園へ向かった。
第57部-北関東軍団 襲来- 完
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