先生とヒロキは2人だけ
違う席に座って話をした。
ヒロキ「なぁ。野田 蓮。
あんたがドクターロバートでは
無いんだな?そこが大事」
野田「違う。今じゃない。
昔の話。そんぐらいわかるやろ。
そもそも小説で俺がロバートって
書いてないやろ」
ヒロキ「じゃあなんであんたが
冠位明稜帝の先生やってんだ?
冠位明稜帝はインカだろ?あんた
インカだったってことか?」
野田「違う。俺は小さな族や。
インカの極悪集団と一緒にすな」
ヒロキ「ますますわからんわ。
理解が全然おっつかへん」
野田「39部か・・・そやな。
もうすぐなんやけどな。つーかあの
小説読んでやつ初めて見たわ」
ヒロキ「最初はつまんなかったけどな
野田 蓮くそ弱そうだったし」
野田「・・・まぁな」
ヒロキ「そういえば瀬戸と村田は?
皇帝と帝もおっさんか?」
野田「あいつらはおっさんや。
俺と一緒やから」
ヒロキ「皇帝と帝はなにしてんの?
その2人にも会ってみたいけど」
野田「瀬戸は海外おる。村田は
ただの忙しいサラリーマンや」
ヒロキ「皇帝は海外?逃亡?」
野田「バカ。あいつ医者やねん。
ロバートおらんくなってすねた」
ヒロキ「医者?・・・って。その前に
ロバートおらんくなったって・・・
どういうこと?・・・ですか?」
野田「あっ。・・・ロバートは病気でな
18才で亡くなった」
ヒロキ「死んだ?ドクターロバート?」
野田「・・・そう。それが小説の最後。
まだ書ききれてないけどな・・・」
ヒロキ「・・・マジで?なんの病気?」
野田「白血病・・・入院して退院して
まもなくして亡くなった・・・言うなよ」
ヒロキ「なんだよ。それ」
野田「ロバートの残した物を引き継いだ
のがインカのトップ達。俺も大学卒業して
入らせてもらった。色々あってロバートの
系譜の道場の先生やってる。簡単に
言うとそういうこと。分家ってことでな」
ヒロキ「ドクターロバートって・・・死んだら
いけない人じゃないのか?No1だろ?」
野田「死んでなかったら違っただろうな。
色々と・・・No1か。そのとおりやった」
ヒロキ「惹かれたんだよなー。小説読んで
ドクターロバートの行動や言葉になぁ。
俺もNo1って言われててやっぱNo1同士
惹かれ合うもんがあったんだよ」
野田「あの異常行動に?実際よりも
だいぶまろやかにしてるんやけどなぁ」
ヒロキ「野田 蓮と神戸連合の喧嘩の
時のドクターロバートの采配が最初。
あの采配は俺も真似した」
野田「神戸連合な・・・怖かったわ」
ヒロキは小説の間奏を細かく話した。
先生はその時の状況を説明していた。
2人は仲良さそうに話をしていた。
時間が過ぎヒロキも落ちついていた。
ヒロキ「・・・そっか。色々話せてよかった。
野田 蓮。小説楽しみにしてるから。
ドクターロバートいないの残念だったけど」
野田「楽しみにされても困るけど・・・
ただ・・・どうしようかな」
先生は考えだしていた。
野田「アトロとバアト・・・
もしかして読んでる?」
ヒロキ「アトロとバアト?知らねぇ」
野田「そうか・・・。最初に俺が
おっさんでがっかりしてたよな?
ロバートと喧嘩しにきたって」
ヒロキ「そう。同じ年やと思ってた。
喧嘩したら最高の熱があると思った」
野田「・・・確か明日戻ってくるって
言ってたか。ロバートと喧嘩してみるか。
まだ負けたことない方と明日」
ヒロキ「は?どういうことや?」
野田「説明はしたくない。ただ・・・
俺の時代のドクターロバートはいないが
現役のドクターロバートとはやれる。
その場を明日作ってやるから待てるか?」
ヒロキ「待つ。明日だな?
説明は聞かなくてもいい。ドクターロバート
とやれるんだったら」
野田「よし。じゃあセッティングする。
電話番号教えといてくれへんか?
場所とか連絡するから」
ヒロキ「わかった。交換しよう」
先生とヒロキは電話番号を交換した。
野田「そんで・・・悪いんやけど
俺からもひとつお願いがある」
ヒロキ「なに?聞くよ」
野田「ドクターロバートとの喧嘩が
終わったら・・・」
ヒソヒソ声で話をした。
ヒロキ「いいぜ。なんだったら今から
でもいい」
野田「いや・・・終わってからでいい。
じゃあ約束や。そうや。お前ら寝床
とかあんの?助けたるけど」
ヒロキ「三宮で宿とってるから大丈夫。
ただ遊びに行くところよくわからんくて
困ってるかなー」
野田「そうか。じゃあ同世代の連中
ちょっと紹介するから遊んでもらって。
おーい。憲吾~」
先生は憲吾を呼んで明日まで
一緒に他の連中も交えて遊んで
あげてと伝えた。
野田「じゃあ先に帰るわ。憲吾。
5万渡しておくから連中と使ってくれ。
そんで道場使ってもええからな。怪我が
ないようにだけしといて。頼むわ」
憲吾「は~い」
先生はお金を置いて先に店を出た。
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