第1602話 謝るな

2026年2月18日

第55部-最後の文化祭-

t f B! P L
仁木「宮城さん。よかったぁ」

理子「みんな・・・ごめんっ」

守「謝るな。それより時間が無い。
曲順入れ替えた。すぐ出れるか?
観客は暖まってる。全員頑張った。
dearと初めての恋が終わる時」

理子「うん。やる。大丈夫」

守「よし。全員円陣組め」

すぐに円陣を組んだ。

守「ラスト2曲。やりきんぞ。
これが最後や。バラと彼岸花ぁ」

全員「おおっ~!」

全員舞台に出て戻った。
1人増えているのに驚いた。

イマキ「おっ。副部長」

ジュン「なんかあったっぽいな。
副部長おらなこのバンドって
感じせんもんな」

守君がマイクを握る。

守「少しトラブルありまして
すいませんでした。えー。後2曲。
後2曲で最後なので付き合ってください。
それでは始めます。dear」

前奏が始まり理子はタイミングをとった。

理子「頭の中で~聞こえる~君の声が
今も私の~心を~揺さぶる~・・・」

仁木「上手いなぁ。宮城さん。
練習より全然うまいんやけど」

井崎「マジそれな」

観客は心地よく聞き出していた。
あっというまに理子は歌い切った。

歌い終わった後に大きな拍手が起きた。
理子は観客席に向かって一礼をした。

守君が理子に何かしゃべれと促す。
理子はマイクを手に取り話し出した。

理子「3年の宮城です。2年前に
このバンドで出てたんですけどちょっと
色々あって遅れました。すみません。
メンバーの皆に迷惑かけましたけど
間に合ってよかったです。次が最後の
曲です。初めての恋が終わる時って
いう曲で縁起悪い曲なんですけど
どっかで終わっちゃうのかなーとか
私達高校生にとってはリアルと
いうかそういう曲を最後に皆さんと
共有したくて選曲しました。
それでは聞いてください」

最後の曲が始まった。
魂輝君も体育館の中に入ってきた。

魂輝「間に合ったですか。おっと
人が多いです」

理子「初めてのキスは涙の味がしたぁ
まるでドラマみたいな恋 見計らった
ように発車のベルが鳴った~」

全員が集中して演奏した。
そこにはかっこつけたい。モテたいと
思って演奏している様子はなかった。

必死でリズムと音を外さないように
演奏をしていた。

理子「来年の今頃には
どんな私がいて どんな君がいるのかな」

あっという間に4分が過ぎた・・・
演奏はあっという間に終わった。

守「ふー。疲れた」

仁木「もうヘトヘト」

井崎「あっという間やったなぁ」

有山「楽しかった」

多野「バンド最高」

佐伯「もっとやってたい」

全員で舞台前に行って
観客に一礼をした。

観客からアンコールが飛ぶ。
生徒会が困りだした。

アンコール制度は無いから。

観客に謝りながら舞台袖へ
下がっていった。

そして最後の文化祭が終わった。

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