仁木「宮城さん。よかったぁ」
理子「みんな・・・ごめんっ」
守「謝るな。それより時間が無い。
曲順入れ替えた。すぐ出れるか?
観客は暖まってる。全員頑張った。
dearと初めての恋が終わる時」
理子「うん。やる。大丈夫」
守「よし。全員円陣組め」
すぐに円陣を組んだ。
守「ラスト2曲。やりきんぞ。
これが最後や。バラと彼岸花ぁ」
全員「おおっ~!」
全員舞台に出て戻った。
1人増えているのに驚いた。
イマキ「おっ。副部長」
ジュン「なんかあったっぽいな。
副部長おらなこのバンドって
感じせんもんな」
守君がマイクを握る。
守「少しトラブルありまして
すいませんでした。えー。後2曲。
後2曲で最後なので付き合ってください。
それでは始めます。dear」
前奏が始まり理子はタイミングをとった。
理子「頭の中で~聞こえる~君の声が
今も私の~心を~揺さぶる~・・・」
仁木「上手いなぁ。宮城さん。
練習より全然うまいんやけど」
井崎「マジそれな」
観客は心地よく聞き出していた。
あっというまに理子は歌い切った。
歌い終わった後に大きな拍手が起きた。
理子は観客席に向かって一礼をした。
守君が理子に何かしゃべれと促す。
理子はマイクを手に取り話し出した。
理子「3年の宮城です。2年前に
このバンドで出てたんですけどちょっと
色々あって遅れました。すみません。
メンバーの皆に迷惑かけましたけど
間に合ってよかったです。次が最後の
曲です。初めての恋が終わる時って
いう曲で縁起悪い曲なんですけど
どっかで終わっちゃうのかなーとか
私達高校生にとってはリアルと
いうかそういう曲を最後に皆さんと
共有したくて選曲しました。
それでは聞いてください」
最後の曲が始まった。
魂輝君も体育館の中に入ってきた。
魂輝「間に合ったですか。おっと
人が多いです」
理子「初めてのキスは涙の味がしたぁ
まるでドラマみたいな恋 見計らった
ように発車のベルが鳴った~」
全員が集中して演奏した。
そこにはかっこつけたい。モテたいと
思って演奏している様子はなかった。
必死でリズムと音を外さないように
演奏をしていた。
理子「来年の今頃には
どんな私がいて どんな君がいるのかな」
あっという間に4分が過ぎた・・・
演奏はあっという間に終わった。
守「ふー。疲れた」
仁木「もうヘトヘト」
井崎「あっという間やったなぁ」
有山「楽しかった」
多野「バンド最高」
佐伯「もっとやってたい」
全員で舞台前に行って
観客に一礼をした。
観客からアンコールが飛ぶ。
生徒会が困りだした。
アンコール制度は無いから。
観客に謝りながら舞台袖へ
下がっていった。
そして最後の文化祭が終わった。
0 件のコメント:
コメントを投稿