第1601話 舞台袖

2026年2月17日

第55部-最後の文化祭-

t f B! P L
2:55分
前のバンド演奏の最後の曲。
理子はまだ到着していない。

この辺りから人が一気に増えてきた。
立ち見も多く出始めていた。

憲吾「次が守達か~。煽ったら
怒られるかなぁ?」

道場のみんなも来ていた。

イマキ「間に合ったか。人多いな」

ジュン「沢田君の友達もおるやろ」

イマキとジュン。そしてバンド仲間の
連中も見に来ていて多かった。

生徒会長「うわっ。多っ」

生徒会長も楽しみに来ていた。

15:00・・・
出演時間になった。理子は来ていない。

そしてアナウンスが流れた。

「ありがとうございました。次は最後の
出演です。バラと彼岸花。どうぞ~」

すぐには出て行かなかった。
少しでも遅延をさせたかった。

守「覚悟決めろ。行くぞ。
宮城おらんでもできることやるぞ」

全員「おおっ~」

円陣を組み気合を入れた。
順番にゆっくりと出ていく。

最後に守君が出た時・・・
声援が飛んでいた。

守君は一礼して準備をした。

イマキ「あれ?副部長おらんで」

ジュン「ほんまや。なんでやろ。
なんかあったんかな?部長は
どっかで見てるんかな?」

15:04分
理子はまだ来ない。
そして演奏が始まった。

前奏が始まり観客が見ていた。

生徒会長「ふわふわタイムや。
やばい。めっちゃ嬉しい」

多野「君を見てると いつも
ハートドキドキ 揺れる思いは
マシュマロみたいにふわふわ・・・」

演奏が始まった頃・・・
魂輝君と理子は近くまで
来ていた。

魂輝「もう着くですっ。
校内入ってすぐに降りるです。
メットはそのまま地面におけば
いいですからー」

理子「わかった。ありがとう」

15:05 到着した。
駐車場でバイクを止めて降ろし
理子はすぐに体育館へ向かった。

魂輝君はメットを拾って
校内から出てバイクを外へ止めに行った。

魂輝「少し遅れましたか・・・
ごめんです。守。僕は全力でした」

バイクを止めて学校へ歩いていった。

15:10 1曲目が終わった。
佐伯さんと多野さんがキーボードを
変わって2曲目が始まった。

佐伯「私の恋を~ 悲劇のジュリエット
にしないでここから連れ出して~
そんな気分よ」

生徒会長「ロミオとシンデレラ。すげぇ」

観客も乗り出し始めた。熱気が出てきていた。

理子は体育館に着き舞台袖から中に入った。

理子「間にあった・・・のかな?」

舞台袖から皆に頭を下げて謝っていた。
皆演奏で集中していて理子に気づかない。

間奏で守君が理子に気づいた。

守「間に合ったか・・・タマ。よくやってくれた。
後はこっちでなんとかする」

無事に2曲目が終わった時・・・
観客席から歓声が起きていた。

全員集中して乗り出していた。

守君が舞台袖に歩いて行った時
みんな理子がいたのに気づいた。

全員が舞台から姿を消して少し
観客席がざわついていた。

このブログを検索

ページビューの合計

Translate

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ