それから数日が過ぎて
文化祭の内容が発表された。
有志バンドは4曲。
課題曲1曲でオーディションを行います。と。
仁木達は色々と話し合って
課題曲を決めていた。
候補に挙がったのは・・・
木村カエラ バタフライ
ヒルクライム 春夏秋冬
の2曲だった。(2009年)
皆はバタフライに決めた。
守君に決定を伝えにいったが・・・
守「文化祭では2曲ともやればいいと
思うが課題曲は春夏秋冬にしとけ。
宮城やったら歌えるやろ」
仁木「えっ?なんでなん。この方が
通りやすいと思うけど」
守「オーディションはバラード引くって。
皆知ってる曲やから間違いは気づかれる。
それにどうせ他の有志バンドと被るって。
生徒会やろ?判断すんの素人やんけ」
有山「確かに」
井崎「そんな気がする」
守「2曲で悩むなら聞ける方。
被ることも少ないやろ」
理子「わかった。じゃあそうしましょう。
合わせる日やけどこっちで決めていい?」
守「任せる。土日以外が助かる。
今月末まで俺バイトあるから」
守君も10月いっぱいで清掃の
バイトを辞めて進学に備えだしていた。
理子「じゃあまたメールするわ。
みんな、こっちで予定合わせよう」
仁木「結局沢田君が決めるねんなー
あたしらあんなに話あったのに」
井崎「俺らが見れてなかった点やろ。
それは沢田君が見抜いただけや」
理子「まぁまぁ。課題曲なだけやから。
通過すればそれでいいし」
日程日を合わせて守君に連絡した。
守君もベースの練習をしていた。
そして日は過ぎて・・・
オーディションの日を迎えた。
生徒会「次どうぞ~。
バラと彼岸花さんですね」
生徒会が6人いて審査をする。
全員が教室に入り演奏した。
理子「では始めます。春夏秋冬」
全員しっかりと演奏してミスもなく
演奏は終了した。
生徒会「はい。ありがとうございました。
結果はまた通知します」
理子「はい。ありがとうございました」
全員一礼をして教室を出た。
教室から生徒会長が出てきた。
生徒会長「沢田君。ちょっといい?」
守「・・・なに?」
生徒会長「ちょっと話がしたくて・・・
ダメかな?あっ。バラと彼岸花さんは
合格ですから。他のバンドと比べて
レベルが全然上でしたので」
仁木「えっ?マジ?やったあ」
守「ええんか?もう言ってしまって」
生徒会長「うん。オーディションも
もう最後の方やし。2年前一番
興奮したのも沢田君達やったから」
守「わかった。じゃあちょっとだけな」
守君と生徒会長が人のいない教室
に入っていった。
守「で・・・何の用?」
生徒会長「あのさ・・・演奏する曲
やけどちょっとお願いがあって・・・
もう曲って全部決まってる?」
守「2曲は決まってるみ春夏秋冬。
後2曲もあいつらが決める」
生徒会長「そうなんや・・・」
守「曲のことか?話って。
それやったらあいつら呼ぶか?」
生徒会長「それはいい。やめて。
実は・・・僕はオタクで初音ミク
って知ってる?ボカロってやつ」
守「知らない」
生徒会長「そうやんね。
その中の曲やってもらえないかなー
って思ってて。ちょっと聞いてみて」
生徒会長は守君に歌を聞かせた。
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