第1153話 運転用

2024年6月19日

第41部-悪の対抗-

t f B! P L
守「どう?これ似合う?」

司「よくわからんねん。
眼鏡はかけへんから」

守君は視力が悪くない。
僕も悪くはなくコンタクト
や眼鏡はよくわからない。

司「なんで欲しいの?
ファッションかなにか?」

守「バイク乗る時にな。
運転用で欲しいねんな」

司「ほう。なるほど~」

女子「見てみて~沢田君
これどう?かわいい?」

守「うん。かわいい」

女子「え~?マジでぇ?
ほんまにかわいい?」

守「かわいいかわいい。
元がかわいいねんから
何つけてもかわいい」

そう言って守君は選んだ
眼鏡を買いに行った。

女子「もう~・・・」

女子は照れていた。
女の子になっていた。

司「あーいう所が・・・
好かれてまうんやろな」

アメとムチじゃないけど
さりげなく強く褒めてる
から女子は嬉しいと思う

そしてそれが特別だと
思われてしまうのだろう

守「さて。じゃあ次は
ハンズ行こうか」

司「うん。悪いね~」

みんなでハンズへ向かう
その途中で今度は・・・

司「げっ・・・あれは」

守「なんでやねん・・」

女子「どうしたん?」

守「・・なんでもない」

ハンズの前で・・・憲吾
達が集まっていた・・・

翔子も・・・杏も・・・

同じ学校に通う分家の
連中と学校の友達だと
思う連中が集まっていた

黙って下を向いて通り
過ぎようとするが・・・
もちろんできる訳もなく

憲吾「・・・あれっ?」

司「違います・・・」

守「人違いです・・・」

憲吾「違うわけないやろ
まだなんも言ってない」

翔子「え~。どしたん?
なんで下向いてんの?」

当然のごとく見つかった
見逃してくれなかった。

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