守「どう?これ似合う?」
司「よくわからんねん。
眼鏡はかけへんから」
守君は視力が悪くない。
僕も悪くはなくコンタクト
や眼鏡はよくわからない。
司「なんで欲しいの?
ファッションかなにか?」
守「バイク乗る時にな。
運転用で欲しいねんな」
司「ほう。なるほど~」
女子「見てみて~沢田君
これどう?かわいい?」
守「うん。かわいい」
女子「え~?マジでぇ?
ほんまにかわいい?」
守「かわいいかわいい。
元がかわいいねんから
何つけてもかわいい」
そう言って守君は選んだ
眼鏡を買いに行った。
女子「もう~・・・」
女子は照れていた。
女の子になっていた。
司「あーいう所が・・・
好かれてまうんやろな」
アメとムチじゃないけど
さりげなく強く褒めてる
から女子は嬉しいと思う
そしてそれが特別だと
思われてしまうのだろう
守「さて。じゃあ次は
ハンズ行こうか」
司「うん。悪いね~」
みんなでハンズへ向かう
その途中で今度は・・・
司「げっ・・・あれは」
守「なんでやねん・・」
女子「どうしたん?」
守「・・なんでもない」
ハンズの前で・・・憲吾
達が集まっていた・・・
翔子も・・・杏も・・・
同じ学校に通う分家の
連中と学校の友達だと
思う連中が集まっていた
黙って下を向いて通り
過ぎようとするが・・・
もちろんできる訳もなく
憲吾「・・・あれっ?」
司「違います・・・」
守「人違いです・・・」
憲吾「違うわけないやろ
まだなんも言ってない」
翔子「え~。どしたん?
なんで下向いてんの?」
当然のごとく見つかった
見逃してくれなかった。
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