第1085話 リーダー対決

2023年12月29日

第39部-選択決断旅行-

t f B! P L
野田「じゃあ大将戦。
勝手に始めたってくれ」

先生が適当に始めさせる

始めるのは戦う2人の
間で勝手に決めさせる。

不意打ちでもありになる
が2人はスポーツ精神に
のっとって向き合った。

憲吾「しゃあないなぁ。
桁成の天下は俺がここで
終わらしてやるわぁ~」

桁成「言うやんけ。憲吾
じゃあ終わらしてみろ」

相手の大将は憲吾だった

中学の時のリーダー対決。
これはこれでみものだ。

男子は真剣に見始めた。
女子は桁成を応援する。

憲吾「おーおー。なんや?
俺が悪者みたいやんけ」

桁成「悪いな。俺の方が
人気あるみたいで」

憲吾「別にいいよ」

ビュッ・・・バシッ・・

憲吾が不意打ちを仕掛ける

間を詰め左ジャブの直突き
で胸部を狙って打った。

桁成「危ないな。おい」

憲吾「どっちがやねん」

桁成は憲吾の拳を掴む。
ギリギリで反応していた。

その攻防を見て盛り上がる
見ていておもしろくなる。

司「お~。すごいね~」

守「大将戦やからなぁ。
どっちも真剣なるやろ」

僕と守君も興味深く見る。

普段おちゃらけている憲吾
が真剣にやってて珍しい。

パッ・・・パパパパッ・・

お互い初弾を取りたがる。
小技の連撃で応戦する。

トラッピングのかけあいで
相手を封じようとする。

憲吾「ぐっ・・・」

憲吾が少しづつ押される。
捌くのが遅れてきた。

その瞬間・・・憲吾は軽く
桁成のすねを蹴った。

桁成「いつっ・・・」

一瞬桁成の動きが止まる。
弁慶の泣き所はきつい。

憲吾「ほっ・・・」

ドシイィン・・・

桁成「うぐっ・・・」

憲吾は左足で腹を蹴る。
流れが止まらずに早い。

憲吾「どうしたぁ?
ご飯食べてへんから不調
って言い訳言うかぁ?」

桁成「誰が言うかいや。
憲吾が強くなってるねん

真面目なやり方だけとは
違って幅広くなってる。

頭使えてるようなったな

中学生の頃のイメージと
かけはなれてるねんや」

憲吾「そりゃあなぁ~。
いいお手本が入ってきて
見て盗んだからなぁ~」

桁成「守か・・・?」

憲吾「守だけやない。
司見てても手本なった」

お互いがまた構えた。
そして試合は進んでいく

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