第1067話 地獄の選択

2023年12月8日

第39部-選択決断旅行-

t f B! P L
司「卒業旅行って・・・
どんなとこ行くの~?」

野田「そうやなぁ。まぁ
その時のタイミングに
なるけど海外は絶対や。

イタリアかドイツか・・
アメリカでもええけど。

でも高校生にとっては
ヨーロッパ方面の方が
楽しいやろうからそっち
でええかなって思う」

司「海外旅行って・・」

卒業旅行のプレゼントが
海外旅行って・・・

しかも言い方が軽い・・

守「そういうことか。
これはきっついなぁ」

司「今か・・先か・・」

これに気づいた者が
何人いるだろうか・・・

この選択が意味するのは
今をとるか先をとるか。

という選択をすること。

今をみんなと楽しむのか
未来をもっと上のレベル
で楽しむのかという事だ

野田「やるかやらないか
は自分で決めればいい。
さぁ~。書いてってや」

司「う~ん・・・」

僕は・・・悩んだ。
本来悩むまでもないのに

憲吾「こんなん悩むまで
もないやん。ツアーや」

翔子「どうしよっかなぁ
杏はどうする~?」

杏「どうしよ~。悩む」

悩まない者・・・
悩む者・・・
相談して決める者・・・

悩まない者達はさっさと
先生に手渡していく。

司「先生~。質問。断食
は今から始まるの?」

野田「いーや。昼からや
ひつまぶしご膳はみんな
と一緒に食べるけど?」

司「昼は・・食べれる」

野田「でも断食選んだら
夜の牛鍋食べられんぞ?
夜ギブアップしたとして
食えるのは朝食からや」

司「くぅ~。食べたい。
和牛の牛鍋やもんなぁ」

僕はツアーを選ぼうと
する。断食を選ぶ理由が
今のでなくなったから。

守「先生。俺も質問」

野田「どうした?守」

守「断食しててもタバコ
は吸ってもええんかな?
禁煙も入ってるんかな」

野田「2日目までは問題
ないから吸えばいい。
ただ3日目はやめとけ。
体が弱ってるから」

守「体が弱るか・・・」

守君は少し考えていた。

そして・・・選んで先生
に紙を渡しにいった。

僕も・・・守君の書いた
答えに合わせて出した。

出した瞬間に・・・
なぜか後悔してきていた

僕はバカな選択をしたと
自分でも思っていたから

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