バスにはガイドがいない
のですぐ大騒ぎになって
バスは一気にうるさい。
僕達の乗ったバスは・・
高1だけで集められてて
先生達がいなかったので
まとまりがなかった。
だから収拾がつかない。
翔子「沢田くーん。
お菓子食べる~?」
守「いや・・・いいや。
朝からお菓子ってのは
ちょっときつい感じが」
憲吾「俺食う~。翔子~
ちょうだいや~」
翔子「はいはい。憲吾は
なんでも食べるよなぁ」
守「翔子がくれるって
やつはなんでもやろ?」
憲吾「まぁな~。あれ?
司は寝てるやんけ?」
司「すー・・すー・・」
守「向こうについてから
はしゃぎたいねんてよ」
憲吾「はしゃぐんかい。
本気で遊ぶ気やん。司」
それから1時間が過ぎて
高速のパーキングに着き
トイレ休憩で起きる。
外へ出ると天気がよくて
すがすがい気持ちだった
司「んー。ええ天気やぁ
早起きっていいね~」
守「今言うかぁ?二度寝
してたくせに」
司「ええやんかぁ~。
たまにはどうでもいい
甘えたこと言いたいし」
旅行になると解放される
僕はそういうタイプだ。
トイレに行ってから
休憩所へ向かうと2年達
が珍しく派閥みたいに
分かれて休憩していた。
真剣な表情をしている
少数派と楽しそうにして
いる大人数派に別れてた
少数派は桁成や平沢と
言った中学の時に喧嘩を
売ってきた連中達がいた
2年グループの様子に
少し違和感を感じた。
守「よう。桁成。
久しぶりやん」
桁成「あぁ。守か」
司「どうしたんですか?
なんかあったんです?」
桁成「別に・・・ない。
ええねん。俺らは・・・
お前らは旅行楽しめよ」
平沢「じゃあな」
桁成達少数派は・・・
静かに去っていってた。
司「なんなんやろうね。
明らかに様子おかしい」
守「さぁ?なんなんやろ
まぁ言わないんやったら
知らんでええやろうな」
トイレ休憩が終わって
バスに戻り出発を待つ。
野田「よっと」
憲吾「あ~。先生~」
翔子「こっち乗るん?」
バス内がうるさくなる。
みんなで一斉に話してた
野田「でーい。うっさい
こっちにのるからぁぁ。
運転手さん発車してよ」
先生がバスに乗ってきた
そしてバスは出発した。
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