第1060話 スッキリ

2023年11月28日

第38部-世代交代-

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そして・・・

天野「あれ?久保は?」

丁治「もう来るやろ」

天野達は久保を待つ。
次の代に渡すためだ。

秀「先輩待たすってのは
なかなかできへんよな」

天野「別にええやんけ。
時間まではまだあるやろ
待ってやろうや」

談話していたその時・・
久保がやってきた。

久保「失礼します」

丁治「遅かったやんけ。
お前・・・どうした?」

秀「なんや?その顔」

丁治と秀がボコボコに
やられてる久保を見た。

久保「総長なる前に・・
どうしてもやっときたい
相手がいたので・・・」

天野「勝ったんか?」

久保「いえ。完敗でした。
なにもできませんでした」

天野「そうか・・・」

秀「誰に負けたんや」

久保「・・・モスラです」

秀「モスラ?アトロと
バアトと一緒におった?」

久保「はい。そうです」

丁治「なんでモスラに喧嘩
売ったんや?」

久保「同世代なんで・・・
無視したまんま総長になる
のは俺にはできなくて」

天野「総長になる前の久保
なりのケジメってやつか」

久保「はい・・・」

天野「久保。それでいい。
器っていうのはそうやって
作られていくねん。

でもな。これからは違う。

お前には同じ看板を背負う
仲間がおるねんからな」

久保「はい。俺のわがまま
はこれでもう終わりです」

秀「7代目に渡せるなぁ」

丁治「あぁ。問題ないわ」

天野「じゃあ式始めようや
全員集めたってくれや」

引退式が始まり・・・
就任式も同時に行われる。

ひとつの時代が終わって
またひとつの時代が始まる

それから数日が過ぎ・・・

守「ほれ。見てこいや」

魂輝「ありがとです。よし
じゃあ見てきますね」

魂輝の合格発表を迎えた。
守がバイクで送っていって
校門の前で見送る。

魂輝「あっ。ありました。
守ぅ~。ありましたぁ~」

魂輝は急いで戻った。
そして守に伝えた。

守「おめでとう。タマ。
ダディとマミィにも連絡を
すぐ入れといたれな」

魂輝「わかってます~」

魂輝は親にも連絡を入れた
合格したことを伝えた。

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