野田「でもなぁ。ほんまに
俺は恋愛あかんねんなぁ。
守よりわかってへんで?」
守「そんなわけないやん。
俺はまともに恋愛なんて
したことへんねんから」
野田「体目当てやもんな。
守はポイ捨てばっかり
しててもモテルもんな」
守「体目当てちゃうって。
ただ・・・簡単な女が多い
から・・しゃあないねん」
野田「それでよくないか?
10代の恋愛って性やん。
たった1人の彼女よりも
やれる女が何人おるかで
ええもんやないんか?」
現代の恋愛はわからない。
ただ一時の快楽に負けて
後悔する者は多く見ている
守「選ばれるから・・・
好きにしてるだけやけど。
俺やって・・・たった1人
の女を選びたいねん」
野田「ほう。そう来たか。
ちゃんと選ばれる立場って
わかって行動してんのな」
選ばれる者と選ぶ者・・・
選ばれる者が態度を間違う
と一瞬でひんしゅくを買う
守「それよりさ・・・先生
って格差婚やったんやろ?
その話しが聞きたいけど」
野田「格差婚っていうより
ただの玉の輿やけど?
あの頃学生やったしな~」
守「どっちでもいいから。
どうやったん?玉の輿に
のりたくて結婚したん?」
野田「ちゃうっての。
って言ってもな。だーれも
信じてくれへんねんやんか
金持ちってあかんよな。
庶民は全部否定されるで」
守「どんなん?どんなん」
守は食いついてきていた。
自分の状況と重なるから。
そして結婚の時の話を聞く
詳しくは不良の頂点外伝で
野田「・・・ってわけ」
守「知らなかったんや?
先生は奥さんの実家って」
野田「あぁ。知らんかった
知ろうとも思わんかった。
せやから色々困ってんや。
俺大学生の時たいしたご飯
食わせたってへんからな」
守「なんで知ろうとも
思わんかったん?相手の事
って気にならへんの?」
野田「恋愛しに大学行った
わけやないからな・・・
卒業したらこっち戻って
仕事したかったってのが
あったから真帆と結婚って
考えてもなかってんなぁ。
ただの大学時代の彼女程度
なはずやってんけど・・・
あいつついてきやがった」
守「奥さんすごいやん。
行動力めっちゃあるやん」
野田「あんま褒めたんな。
あいつ調子乗るから」
それからも話をする。
守は色々聞いていた。
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