文化祭まで後1週間・・
みんな練習に励んでいた
守「ふぅ。おい。仁木。
もっとドラムのリズム
走らせてくれてええぞ。
リズムがつまらへんわ」
仁木「えっ?そうかな?
これぐらいじゃない?」
守「無難にせんでええ。
多少ドラムが走ってても
俺がなんとかするから。
ドラムのリズムが無難
やとつまらへんねんや」
仁木「あ~。そうなんや
じゃあこんな感じかな」
守「もっと。乗っていい
コントロールするから。
リズム悪かったらいい音
がでてこーへんねんから
2曲しかないねんからな
2曲で全部出しきるねん
余力なんて残すなよ」
仁木「ん。わかったぁ」
有山「リズム隊やるなぁ
俺らも負けてられへん」
井崎「ソロどうするよ?
ツインギターやけど」
有山「そうやなぁ・・・
じゃあ俺がこれで・・」
理子「あ~。もう大丈夫
続きいけるよぉ~」
守「そんじゃあ合わせや
今日はこれでラストや」
曲目が決まってからは
みんな遅くまでやってた
理子はバイトも休んで
集中してやっていた。
僕はというと・・・
司「ありがとう
ございましたぁ」
チーフ「宮根君。もう
9時やからあがって~」
司「はーい。すいません
お先に失礼しまーす」
毎日バイトに励んでいた
ケンタッキーで働いてた
司「理子頑張ってるかな
メール入れておこっと」
理子とは1週間ぐらい
ろくに話せていなかった
休み時間になったら
バンドの打ち合わせで
色々やってたから・・・
デートもできていないし
電話をしても疲れてるし
すれちがいが多かった。
メールを入れておいた。
しかし返信が来ない・・
こんな日常が続いていた
そして・・・翌日・・・
理子「おはよう~・・」
司「おはよう。理子。
大丈夫?疲れてるやん」
理子「もう日にちないし
追い込んでやらんとね」
守「おいーっす・・・」
司「おはよう。守君。
守君も死んでるやんか」
守「あぁ。大変やからな
細かい部分でミスってる
ことが多いねんから。
宮城。今日仁木のドラム
聞いてリズム覚えとけ」
宮城「はーい。わかった
今日も家まで送ってよ」
守「わかってるわ。
なんかあったら俺が司に
怒られるねんからやぁ」
理子は毎日遅くなるので
守君のジェイドで家まで
送ってもらっていた。
練習が始まってから・・
ずっと・・・毎日・・・
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