第987話 仲間外れ

2023年8月24日

第36部-有志バンド-

t f B! P L
文化祭まで後1週間・・
みんな練習に励んでいた

守「ふぅ。おい。仁木。
もっとドラムのリズム
走らせてくれてええぞ。
リズムがつまらへんわ」

仁木「えっ?そうかな?
これぐらいじゃない?」

守「無難にせんでええ。
多少ドラムが走ってても
俺がなんとかするから。

ドラムのリズムが無難
やとつまらへんねんや」

仁木「あ~。そうなんや
じゃあこんな感じかな」

守「もっと。乗っていい
コントロールするから。

リズム悪かったらいい音
がでてこーへんねんから

2曲しかないねんからな
2曲で全部出しきるねん

余力なんて残すなよ」

仁木「ん。わかったぁ」

有山「リズム隊やるなぁ
俺らも負けてられへん」

井崎「ソロどうするよ?
ツインギターやけど」

有山「そうやなぁ・・・
じゃあ俺がこれで・・」

理子「あ~。もう大丈夫
続きいけるよぉ~」

守「そんじゃあ合わせや
今日はこれでラストや」

曲目が決まってからは
みんな遅くまでやってた

理子はバイトも休んで
集中してやっていた。

僕はというと・・・

司「ありがとう
ございましたぁ」

チーフ「宮根君。もう
9時やからあがって~」

司「はーい。すいません
お先に失礼しまーす」

毎日バイトに励んでいた
ケンタッキーで働いてた

司「理子頑張ってるかな
メール入れておこっと」

理子とは1週間ぐらい
ろくに話せていなかった

休み時間になったら
バンドの打ち合わせで
色々やってたから・・・

デートもできていないし
電話をしても疲れてるし
すれちがいが多かった。

メールを入れておいた。
しかし返信が来ない・・

こんな日常が続いていた

そして・・・翌日・・・

理子「おはよう~・・」

司「おはよう。理子。
大丈夫?疲れてるやん」

理子「もう日にちないし
追い込んでやらんとね」

守「おいーっす・・・」

司「おはよう。守君。
守君も死んでるやんか」

守「あぁ。大変やからな
細かい部分でミスってる
ことが多いねんから。

宮城。今日仁木のドラム
聞いてリズム覚えとけ」

宮城「はーい。わかった
今日も家まで送ってよ」

守「わかってるわ。
なんかあったら俺が司に
怒られるねんからやぁ」

理子は毎日遅くなるので
守君のジェイドで家まで
送ってもらっていた。

練習が始まってから・・
ずっと・・・毎日・・・

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