野田「待て待て。違うわ」
麻衣「浮気する人って
みんな違うって言うって
ママが言ってたよ」
野田「だから違うねんって
追い込まんとってくれや」
守「なにがあったん?
本当に違うんですかね?」
野田「嫁はなぁ。なんか
あったら浮気言うねん。
会社案内してもらった時に
河野おったやろ?あいつが
俺の後輩やってんけどな。
あいつが仕事でミスして
やたらへこんでたからやぁ
喫茶店で励ましててんけど
そしたらそこに嫁がおって
何浮気してんねん。コラぁ
って言われてやぁ。もう
どうしたらええかわからん
くて困ったことあってん」
守「それで浮気になんの?
めっちゃきつくない?」
野田「女と2人でおったら
浮気って判断されてるぞ」
麻衣「ママはパパのことが
好きやからすぐ嫉妬するよ
だってこの前も外食の時に
パパの運転でママを迎えに
いったら助手席おった藍治
どかして隣座ってたし~」
野田「あ~。あったなぁ。
藍治にどけって言って無理
やりどかしてたもんなぁ」
司「すごい愛されてますね
ちょっと怖いけど・・・」
野田「信頼されてなくてな
小遣いも月22000や」
司「それは少なくない?」
野田「なんかな。計算上で
月22000円やったら
浮気はできへんねんってさ
そんで俺22000円や。
浮気なんてしてへんのに」
麻衣「現物支給してるって
ママがいってたやんか」
野田「現物支給とかなぁ。
めっちゃきついねんよなぁ
飲み物とかお茶やねんな。
そんで水筒持たされてる」
守「可哀想なってきた」
野田「可哀想やねん。俺。
でもどうにもできへんし」
ピンポーン・・・
麻衣「あっ。ゆっちゃんや
じゃあパパ。行ってくる」
野田「あぁ。遊んでおいで
帰り遅くならんようにな」
麻衣「うん。じゃあ後は
ごゆっくりしてて下さい」
司「どうも~」
守「ありがと~」
麻衣ちゃんも出て行った。
やっと3人になれた。
野田「で?どうしたんや?
俺に相談があるとかって」
守「実はですね・・・」
野田「待て。先言っておく
俺は恋愛相談は乗れんぞ。
2人としか恋愛したことが
ないねんから」
司「恋愛じゃないですよ」
守「実はですね・・・」
いきなり核心に入っていく
さっさと全てを話した。
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