それから後は個人的な
鍛錬をお互いしていた。
適当にキリのいい所で
終わりとして引き上げた
司「ふぅ。鍛錬終了~」
守「じゃあ戻るかなぁ」
体を動かしてスッキリし
僕達は旅館へ戻ってった
部屋へ戻っていくと途中
で女子が集まっていた。
司「あれ?なんやろ?」
守「さぁ?わからへん」
女子「あっ。おったぁ」
女子達が近づいてきた。
それに僕達はびびった。
守「なんやねん。おい」
女子「沢田君やんね?」
守「うん。そうやけど。
つーかあんたら誰や?」
女子「普通科やねんけど
ちょっと話がしたくて。
時間ちょっといい?」
守「あかんよ」
女子「なんでよ?」
守「話す事とかないし。
それに着替えたいしな」
女子「その後でいいから
ちょっと話したいねん」
守「だから嫌やって」
守君と女子達で色々と
なんか言い争っていた。
司「あほらし」
僕は無視して先に部屋に
戻ろうとしていた。
女子「あっ。宮根君も
ちょっと待ってって~」
司「えっ?僕もなん?」
なんかめっちゃ嫌だった
僕は関係無いと思ってた
普通科と話すような事は
特に何も無かったから。
それよりも着替えたい。
汗でベトベトだったから
廊下でずっと話し合って
ギャーギャー言い合った
男子「なんやなんや?」
それが他の部屋にも響き
何人かの人が出てきた。
そして先生もやってきた。
先生「コラ。うるさいぞ。
そこで何しとんや?」
守「あ~先生。助かるわ」
先生に事情を話した。
先生「話がしたいだけ?」
女子「そうなんですよ~。
でもなんか嫌がられてて」
先生「話すぐらいやったら
ええんやないのか?沢田」
守「まだクラスのみんなと
仲良くもなってないのに
普通科と仲良くなろうと
するのは違うやんか」
先生「まぁ・・そやなぁ」
守「話したいで話してたら
時間が足りなくなるやん」
司「先生は僕達がそんなに
時間を持て余してるように
見えているんですか?」
僕達は強くそう言った。