第612話 普通科

2017年2月22日

第25部-学年親睦会-

t f B! P L
それから後は個人的な
鍛錬をお互いしていた。

適当にキリのいい所で
終わりとして引き上げた

司「ふぅ。鍛錬終了~」

守「じゃあ戻るかなぁ」

体を動かしてスッキリし
僕達は旅館へ戻ってった

部屋へ戻っていくと途中
で女子が集まっていた。

司「あれ?なんやろ?」

守「さぁ?わからへん」

女子「あっ。おったぁ」

女子達が近づいてきた。
それに僕達はびびった。

守「なんやねん。おい」

女子「沢田君やんね?」

守「うん。そうやけど。
つーかあんたら誰や?」

女子「普通科やねんけど
ちょっと話がしたくて。
時間ちょっといい?」

守「あかんよ」

女子「なんでよ?」

守「話す事とかないし。
それに着替えたいしな」

女子「その後でいいから
ちょっと話したいねん」

守「だから嫌やって」

守君と女子達で色々と
なんか言い争っていた。

司「あほらし」

僕は無視して先に部屋に
戻ろうとしていた。

女子「あっ。宮根君も
ちょっと待ってって~」

司「えっ?僕もなん?」

なんかめっちゃ嫌だった
僕は関係無いと思ってた

普通科と話すような事は
特に何も無かったから。

それよりも着替えたい。
汗でベトベトだったから

廊下でずっと話し合って
ギャーギャー言い合った

男子「なんやなんや?」

それが他の部屋にも響き
何人かの人が出てきた。

そして先生もやってきた。

先生「コラ。うるさいぞ。
そこで何しとんや?」

守「あ~先生。助かるわ」

先生に事情を話した。

先生「話がしたいだけ?」

女子「そうなんですよ~。
でもなんか嫌がられてて」

先生「話すぐらいやったら
ええんやないのか?沢田」

守「まだクラスのみんなと
仲良くもなってないのに
普通科と仲良くなろうと
するのは違うやんか」

先生「まぁ・・そやなぁ」

守「話したいで話してたら
時間が足りなくなるやん」

司「先生は僕達がそんなに
時間を持て余してるように
見えているんですか?」

僕達は強くそう言った。

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