第382話 無理やり

2015年9月1日

第15部-修行期間-

t f B! P L
そして・・・翌日・・・
いつも通り練習していた。

野田「みんなおはよう~。
司は来ているんかなぁ?」

司「はい。来ています」

野田「じゃあこっち来て。
荷物も全部持ってきてや」

司「・・??はいっ」

荷物も持って来いと言った
僕は言われた通りにする。

野田「そんじゃあ乗って」

僕は先生の車に乗った。
そして車で移動をする。

司「あのー。どこに?」

野田「ジークンドーを
教えてくれる所やけど。
ジークンドー希望やろ?」

司「そうですけど・・・
先生が教えてくれるんじゃ
無いんですか?」

野田「俺のは亜流やからな
正しいジークンドーとは
違うから教えるとなると
ちゃんと教えられへんわ。
それに一緒にやる仲間も
おった方が頑張れるやろ」

司「そうなんですけど・・
僕1人だけですよね?」

野田「すぐ友達できるわ」

司「めっちゃ不安ですよ」

話をしている間に着いた。
道場ではなくてビルだった

勝手に中へ入っていって
奥へ進んでいった。

野田「ここがそうや」

先生が扉を開けた。

野田「こんにちわぁ~。
ちょっと邪魔するでぇ~」

中を開けると同級生ぐらい
の人が多く僕は緊張した。

??「誰や?誰やぁ。あ~。
野田さんじゃないですか。
突然どうしたんですか?」

野田「昨日電話しとこうと
思ったんやけど忘れてた。
うちの生徒1人預かってや
ジークンドーをしっかりと
学びたいらしいねんから」

??「それって強制ですよね
いつも断れないんですが」

野田「断ってもいいんやで
状況が無理なんやったら」

??「野田さんに無理とか
言える訳ないですやん」

野田「じゃあ任せるから。
剛士の好きにしたってや。
そんじゃあ俺は帰るから」

剛士「わかりましたぁ」

司「えっ?帰るんです?」

先生は僕に何も言わずに
預けたまま帰って行った。

人質を渡したみたいに・・
僕はかなりパニくった。

剛士「帰ってったか・・・
よし。自己紹介して」

司「宮根 司です。中2で
格闘技は素人です」

剛士「えっ?素人なんか?
冠位明稜帝の生徒やろ?」

司「そうなんですけど・・
剛法はほとんど素人です」

僕はジークンドーの先生の
ような人に細かく説明した

誤解をされたくなかった。

このブログを検索

ページビューの合計

Translate

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ