第380話 考えの方向

2015年8月26日

第15部-修行期間-

t f B! P L
魂輝「人間なんて色々な事
を学んで形成されてます。
色々な知識を学んだ上で
答えを導いていくんです。

今やってる事も過去やって
きたことも全部大事です。

僕も昔は剛法以外はする気
がありませんでした。

だけど剛法だけでは柔法が
相手の時何もできません。

実際ダディに投げられて
その痛みがわかりました」

司「投げられたんや・・」

魂輝「受身も知らなくて
全身に痺れが走りましたよ

その瞬間防御も何もできず
やられ放題だと思いました

打撃オンリーよりも打撃も
組技も合わせて上手く使い
何もさせずに戦闘意欲を
奪えと教えられてました」

司「じゃあ・・・僕が今
柔法だけやってるのって
あかんって事なんかな?」

魂輝「わかんないですよ。
僕は司を否定してません。

ただ剛法も少しは学んだ方
が柔法にも活きてくるので
いいって断言できますよ」

司「じゃあ。やるよ。僕は
守君と魂輝君の言う事は
聞いて行動したいと思って
ずっとやってきてるから」

魂輝「僕はまだハンパ者で
人に教えられないですよ。
昔の司ならいいんですけど
今の司は武の基礎ができて
きているので無理ですよ」

野田「おもろい話しやなぁ
聞かせてもらってたけど」

魂輝「あっ。先生今の話を
聞いてたんですか?」

野田「聞かせてもらってた
タマはハンパ者やないけど
謙虚してるのが偉かった。
でも少し勘違いしてるな。

タマは人に教えられるよ。
それだけの武と智がある。

司に教えてやったらいい。

タマが今までお父さんから
教えてもらってきた事な」

魂輝「ダディから教えて
もらってる事って他の人に
教えたらダメって言われて
いるんですけど・・・」

野田「一般の人にはやろ?
司はタマの言う事をバカに
はしてないからええねん。

人に言ってもバカにされて
押しつけるからあかんって
言う事で言われてない?」

魂輝「そうです」

野田「司には教えてやれや
司はタマと同じように吸収
してわかってくれるから」

魂輝「わかりました。じゃ
司には色々と教えますよ」

野田「じゃあ頼むわ。
これで俺も楽できるかな」

魂輝君に色々とポイントを
教えてもらったり投げに
入る前の打撃で崩すやり方
を教えてもらったりしてた

それは試合では反則だった
だけど実用性は高かった。

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