守「司・・・覚悟を決めろ
こいつらは・・・強いぞ。
夏休みの経験を思い出せ」
司「うん・・・わかった」
見ていれば・・・わかる。
雰囲気が守君と似ている。
重圧を感じるこの圧力・・
雰囲気に呑まれそうだった
守「俺の弟が立会人でも
ええかな?他おらんし」
平沢「あぁ。構わへんぞ」
中野「さてっと・・・。
どんぐらいの強さかな?」
守君がタバコを投げ捨てた
それが始まりの合図だった
守君が中野と・・・
僕が平沢と戦う事になった
両者共に間合いを詰める。
いきなり超接近戦になった
頭と頭がぶつかる距離。
僕は攻撃ができない・・・
一歩後ろに下がろうとした
平沢「お前・・・バカか」
平沢は後ろに下がらない。
僕が一歩下がったところに
平沢は廻し蹴りを打ち込む
司「う・・・あっ・・・」
距離をとることに集中して
いたためにガードができず
モロにくらってしまった。
しかも・・・衝撃が違う。
打ち抜かずに止めていた。
全身から力が抜けていって
膝から崩れ落ちて倒れた。
立てない・・・
意識がはっきりしなかった
平沢「自分から蹴りの当る
距離をとってどうすんねん
やっぱりこんなもんなんか
一撃で・・もう終わりか」
司「力が・・・入らない」
不思議な蹴りだった・・・
守君と同じような蹴り方。
痛いけど・・・それ以上に
体の内部へ衝撃を与える
ような蹴りで力が抜ける。
動けないようなダメージ。
痛みが後からやってきた。
平沢「ちょっと見るかな」
平沢は守君と中野の
タイマンを少し見ていた。
守君と中野は超接近戦の
まま打ち合い続けていた。
守「こいつ。下がらへん」
中野「我慢比べやな」
守君は相手の手を止めて
攻撃を止めていた。
中野はボクシングの技術で
攻撃を避けていた。
腹へのパンチは当たるが
有効な一撃が当てれない。
お互い体勢が崩れるほどの
ダメージを受けてなかった
守「くそっ・・・うざい」
守君がしびれを切らして
足を真上に蹴り上げた。
死角からの蹴り上げだ。
アゴを狙って蹴りを打った