由紀「守・・・魂輝・・・
今日そういう事件があって
あんたらはどう思った?」
魂輝「別に・・・何も」
守「ヤバイと思った」
由紀「拉致られて・・・
向こうで何か聞いたの?」
魂輝「何も聞いてません。
ただ寂しそうだったので
僕がおじさんとおばさんに
話してあげました」
由紀「どんな話したの?」
魂輝「僕ぐらいの年の孫が
いるけどなかなか会えない
から僕の生活の事ですよ。
アメリカでの生活であった
事とか今の生活の事です」
由紀「・・そう。他は?」
魂輝「うーん。金田って人
に好きな花を聞かれました
庭にバラがあったのでバラ
をずっと眺めてました」
由紀「それだけなの?」
魂輝「はい・・・」
由紀「・・・よかった。
守あんたはどう感じた?」
守「疑問はいっぱいある。
でも・・・聞きたくない」
由紀「何を言われたの?」
守「言いたくない・・・
間違ってることやしな」
由紀「言ってほしい・・・
何を言われたのかを・・」
守「・・タマにお兄ちゃん
はいない。探偵を使って
調べているからって・・」
魂輝「どういうこと?」
由紀「そんな事を・・・」
守「マミィ・・・俺って
魂輝の兄とは違うんか?
俺は拾われた子とかか?
それだけ教えてほしい」
由紀「守も魂輝もあたしが
お腹を痛めて生んだ子や。
養子やそんなんじゃない」
守「そうやんな・・・
ゴメン。変な事聞いて」
魂輝「そうですよ・・・
突然びっくりしましたよ」
守「でも・・・なんで魂輝
が突然拉致られたんやろ」
魂輝「わかんないですよ。
身代金でもなさそうでした
ただひとつだけわかって
いる事がありますけどね」
守「なんやねんな?」
魂輝「守を拉致すると
暴れて面倒くさいから僕を
狙ったんだと思いますよ」
守「あー。そうかもな」
魂輝「守は面倒ですから。
手がつけられないですよ」
守「キレた時のタマの方が
手つけられへんわ。ボケ」
由紀「2人共面倒やって」
守「それはひどいって」
魂輝「僕は普通ですよ」
いつもの家庭に戻った。
楽しく時間を過ごしてた