司「えっ?太極拳に興味が
あるわけではないの?」
女子「うん。別にないよ」
とにかく人数が決まった。
男子が4人。女子が7人。
合計11人が集まった。
だけど・・・不安だった。
男子は暗そうな男が2人。
女子は守君目当てが6人。
こんなのでいいのか・・?
理子「司は責任感じる事は
ないよ。沢田君のせいや」
司「・・・いや。違うよ。
守君の責任じゃない。」
理子「えっ?」
司「守君は僕達に任せて
くれたんやから。それを
守君の責任にはできへん」
理子「そっか。そうやね。
ゴメンね。司。」
そして後は全員で自己紹介
をして太極拳部は帰った。
僕は理子と一緒に帰ってた
理子「なんかさぁ。今日は
色々あって楽しかったね」
司「そうやなぁ。守君に
振り回された感じやなぁ」
理子「アメリカってみんな
あんな感じやったんかな」
司「うーんどうなんやろ」
理子「でも驚いたよ。司が
太極拳できるってことが。
ずっとやってたの?」
司「あっ。うん・・・」
理子「いつから・・・」
司「3歳から・・・」
理子「10年間も・・・」
司「うん・・・ゴメン」
理子「全然知らなかった。
何であたしに黙ってたん?
すごいショックやったわ。
隠されてたことが・・・」
司「それは違う・・・でも
理子にだけは知られたく
なかったかな・・・」
理子「なんでよ・・・」
司「だってかっこ悪いやん
僕の趣味が太極拳なんて
知られたら理子に嫌われる
とずっと思ってたから。
ずっと黙ってよて思った」
理子「嫌うわけないやん」
司「理子・・・」
理子が僕に怒った。
理子「あたしは司の事を
誰よりも知っていたい。
司から聞きたいし他の人
からなんて聞きたくない。
隠し事なんてやめてよ。
10年もやってるのなら」
司「・・・本当にゴメン」
僕は理子に頭を下げた。
理子が悲しんでたから。
理子「他には無いの?」
司「無いよ。太極拳だけ。
家族にも内緒にしてる」
理子「家族知らないの?」
僕はゆっくりうなづいた。