第10話 ジャンケン

2014年7月6日

第0部-幸せな日々-

t f B! P L
「いっただきま~す。」


ただ食卓は戦争になる。
母さんの料理は美味しい

料理がいっぱいあるうち
はいいが少なくなると
父さんと取り合いになる

それは焼肉の時もそう。
すき焼きの時もそう。
肉に関してはとりあいだ。

残り1つになったから揚げ
をとろうとした時父さんの
箸も伸びてくる。

父「司。それ俺のや。」

司「俺のやろー。」

そしていつもジャンケンで
決着をつける。

「ジャンケンポン」

父「ふふっ。勝ったで。」

司「あぁ・・また負けた」

実は僕は父さんになぜか
ジャンケンが勝てない。

どうでもいい時には勝てる
けど勝負時には勝てない。

母「ジャンケンで本気を
出してあげんときーよ。」

父「やだ。甘やかさない」

2人は何か訳のわからない
事を言っていた。

ジャンケンなんて運やのに
本気も何もないのに。

でも確かになぜか勝てない
偶然に偶然が重なってた。
それだけ。気のせいだ。

わいわいと楽しく話しして
ご飯を食べ終わった。
そして一息をついた。

司「あ~。食べた食べた。
ごちそうさまでしたぁ。」

京美「美味しかったです。
ごちそうさまでした。」

母「は~い。どうも。」

宮根家は礼を大事にする。
それは教訓だった。

いただきますは作った人に
対する感謝の気持ち。

ごちそうさまは作った人に
対する敬意の表れだ。

ごちそうさまを言わないと
母さんは美味しく作って
くれない。

それは身を持って体験した
京美も体験していた。

そういった態度ができない
と体験させられるのが怖い

だから僕も京美も何でも
一回聞いただけで実行する
ようにやってきた。

父「司。これ父さんからの
プレゼントや。おめでと」

司「えっ。ありがとう。」

父さんからのプレゼントは
大と小で2つあった。

京美「お兄ちゃん~。これ
京美からのプレゼント~。
誕生日おめでとう。」

京美もプレゼントをくれた

司「ありがとう。京美。」

母「あたしからは、はい。
誕生日おめでとう。」

司「ありがとう。母さん」

母さんからのプレゼントも
大と小で2つあった。

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