守「そうや。太極拳の型の
意味を教えておこうかな。
それが大事な事やねんな」
司「型の意味?套路の?」
型は一つの動作。
套路は全体の動作の事。
守「バーカ。24式太極拳
に套路の意味はあらへんわ
型には意味があるけどな。
套路が意味あるのはなぁ。
伝統太極拳になってくる」
司「あー。前に言ってたね
陳式とか楊式とかって」
魂輝「そうなんですけど。
司は太極気功十八式が
できるんですよね?」
司「うん。まぁなんとか。
かなり難しいんやけどね」
魂輝「あれはそうですよ。
本物の太極拳なんですよ」
守「ちょっと違うけどな。
太極気功十八式は特殊や」
魂輝「あれ本物ですよー」
守「太極拳の理と違うやろ
十八式は攻防無いやんけ。
あれは内功を練る演舞や」
魂輝「だから本物なんです
全ての能力上がるですし」
守「あー。そういう意味な
わかった。わかった。」
司「えっと?なんなの?」
守「すごいってことやねん
本物=すごいってなってる
タマはまだ日本語がなー。
意味はあってるねんけど」
司「あー。そういう事か」
守君は魂輝君の話しを訳す
その時少しヒントを掴んだ
これが父さんの言っていた
リフレクターって事かな?
言われていたから気づける
言われてないと気づけない
そういう部分を感じた。
守「じゃあ説明すっかなぁ
起勢って言うのは構えや。
次のどんな動作にでもすぐ
に移る事ができる姿勢や。
この姿勢は0の状態やから
攻撃も防御もない状態や。
相手に合わせて動ける」
司「へぇ~。そうなんや」
守「今はこれだけでええか
起勢の応用技術を教えとく
俺はいつも構えてから起勢
の意識を持って調整してる
構えっていうのは崩れるし
ずれたりするもんやから」
司「んー崩れてたかなぁ?
全然気づかんかったけど」
魂輝「暗で動いてるですよ
一瞬でも軽く体が揺れてる
時に調整しているんです」
司「それだけで調整なん?
そんなんでできるん?」
魂輝「それでできますよ。
無駄を減らしてますから。
相手にバレてもダメです」
守「わかるか?司。
起勢の本質は丹田意識や。
丹田の重心位置を把握する
そうすれば姿勢は戻るぞ」
司「うーん。難しいなぁ。
ごっちゃになってきた」
言っている事はわかる。
だけどそれは点としてで
あって線では繋がらない。